本日のBGM

Spring wind blows again

'Til SpringClarence Bucaro Mega Force 2009-03-03売り上げランキング : 461913Clarence Bucaroの4作目となる本作は、ピアノ弾きという点では当て嵌まりませんが、鍵盤が音の核になっているという点で非常に魅かれる1枚です。 Bucaroについては、初めて聴か…

When the Money's All GoneJason Eady Smith 2009-09-08売り上げランキング : 535380おすすめ平均 テキサスのSSW、Jason Eadyの3作目になるスタジオ作。 バックは、前作までのバックバンドThe Wayward Apostlesではなく、プロデューサーであるKevin Welchの…

As We Fly...

HydroplaneKristin Mooney 2007-10-23売り上げランキング : 325785Kristin Mooneyの2007年リリースの3rd『Hydroplane』を久々に聴いてみました。 彼女は1967年ミネソタ生まれのSSW。幼い頃から、兄弟の影響で音楽に触れる機会の多い環境だったと言う話です。…

Will Kimbrough 『Wings』Will & The Bushmen、The Bis-quitsと80年代頃から活動を開始し、その後Todd Sniderの周辺等、イーストナッシュヴィルで活動。Brad Jonesと共に、イーストナッシュヴィルを支えるサイドマン・裏方という見方が、やはり自分の中では…

ラスベガスをぶっとばせ

One Foot in the EtherBand of Heathens BOH Records 2009-09-15売り上げランキング : 197002おすすめ平均 ツアーに明け暮れる日々を送る彼らから、短いインターバルでスタジオ盤が届けられた。プロデュースは、バンドと、オースティンの若手請負人Mark Addi…

Nothing Gold Can Stay...

Nothing Gold Can StayThe Duke & the King Ramseur 2009-08-04売り上げランキング : 120684おすすめ平均 The Felice Brothersのドラマーとして活動していたSimone Feliceが、結婚を契機にバンドを離脱したらしいという話を昨年耳にした。後々色々と情報を探…

田舎ビートルズ@アリゾナ

AnthemChris Scruggs Cogent 2009-09-28売り上げランキング : 296608彼の事を紹介する場合、元BR549のメンバーやEarle Scruggsの孫と言った方が通りが良いのでしょうか。M. WardやCharlie Louvinの近作への参加等、長らくセッションマンとしての活動を中心に…

Everything You Love Will Be Taken AwaySlaid CleavesMusic Road 2009-04-21売り上げランキング : 52805Jimmy LaFaveと共に設立したレーベルMusic Road RecordsからリリースとなるSlaid Cleavesの最新作。プロデューサーとして複数の人物がクレジットされて…

Foucault sings Prine

Shoot the Moon Right Between the Eyes/Sings the Songs of John Prine: CollectionsJeffrey FoucaultContinental Record Services 2009-03-23売り上げランキング : 「好きなSSWって誰ですか?」と問われれば、この人の名前をパッと口をついて出てきそうな…

I'm A Father's Son...

Midnight at the MoviesJustin Townes EarleBloodshot 2009-03-03売り上げランキング : 52423おすすめ平均 後付になるけれど、彼は、誕生した時から、ミュージシャンになる宿命を持った男だったのかもしれない。彼につけられた名前は、それだけ重い十字架を…

Tight Rope Dancer

Antje Duvekot 『The Near Demise of the High Wire Dancer』一般的に知識が豊富というのは、どういう物を指すのかは、分かりません。少なくとも、自身の興味の対象について知りたいという欲求を抱くのは自然な話で、その欲求の蓄積を指して知識とするのでし…

雨降りの晩の纏まらない考え

Jason Isbell and the 400 UnitJason Isbell & The 400 UnitLightning Rod 2009-02-17売り上げランキング : 24315おすすめ平均 Drive-By Truckersのメンバーとして活動していたのも、今は昔。嫁さんのShonna Tuckerとの離婚が、ソロ活動開始の一つのキッカケ…

ボチボチ行こうか

The Band Of Heathens 『Offenburg 2009/02/05』そう言えば、去年は裏物の事を書いた記憶がないような気がします…別に自粛してる訳でもなくて、ただ何となくなんでしょうけど。相変わらず色々とネタは仕入れていますが、オランダを中心にしたヨーロッパ圏で…

Alastair Moock

Let It GoAlastair MoockCorazong 2006-01-24売り上げランキング : 513842アイオワに居を移した二年間を経て、本拠地ボストンへと舞い戻り、リリースされたAlastair Moockの4thアルバム(Cora Zong Recordsからリイシューされた物が、ボーナストラックが3曲…

Doug Burr

Doug Burr 『On Promenade』一口にテキサスと言っても、街や人が変われば、そこに存在する嗜好は異なる。オースティンの某には、その人の音楽がある。デントンのDoug Burrには彼の音楽がある。という訳で、Doug Burrの2007年リリースの2ndアルバム。演者を務…

Chris Laterzo

Chris Laterzo & Buffalo Robe 『Juniper And Pinon』カリフォルニア州LAを拠点に活動するChris Laterzoの4thアルバム。音楽性からルックスに至るまで影響を受けて、それを隠さない潔さ。コケの一念というか何と言うか、この開き直りは、ある意味賞賛に値す…

Markus Rill

The Things That CountMarkus Rill Blue Rose 2008-03-10売り上げランキング : 389235本作は、Markus Rillのライヴ盤を含めて通算7作目となるアルバム。当初は前作から引き続いてGeorge Bradfuteをプロデューサーに迎えたナッシュヴィルでのセッションが予定…

Lowen & Navarro

Lowen & Navarro with Phil Parlapiano 『Learning To Fall』年末年始のゴタゴタしてた頃に届いた音源をボチボチと聴いています。 Lowen & NavarroはLAで1980年代に結成されたソングライターチーム。90年代に入ってから、職業ソングライターとしての活動意外…

Anne McCue

Anne McCue 『East Of Electric』Anne McCueの4作目(ライヴ盤をカウントすれば5枚目か)となるスタジオ作。2ndの『Roll』がリリースされた頃には、国内盤のリリースがあったりとプッシュがかかっていましたが、芳しい成果が得られなかったのでしょう。予想…

孤独に生きる

The Law and the LonesomeJonathan ByrdWaterbug 2008-07-22売り上げランキング : 急に冷え込んできて、来月早々から行く山奥出張ライフの気温を心配する今日この頃。きっと、初雪を10月に見る事になるんだよ。という訳で、まあ仕事の関係で来月からしばらく…

赤毛のイジー

Idgy Vaghn 『Origin Story』ミズーリ州チリコシー生まれのAudrey VaughnことIdgy Vaughn(当時3歳の妹が発音できずに、Idgyと呼んでいたとか何とか)は、現在テキサス州オースティンを拠点に活動する女性SSW。燃えるような赤毛と、失敗気味の前髪が印象的な…

Rachael Harrington

Rachael Harrington 『City Of Refuge』時代錯誤の歌姫といった表現は、手垢に塗れて久しい。オレゴンを拠点に活動するRachael Harringtonも、そんなオールドタイムレディ達の一人と言えるだろう。しかし、デビュー作『The Bootlegger's Daughter』以上に、…

Catherine Maclellan

Church Bell BluesCatherine MacLellanTrue North 2008-05-27売り上げランキング : 332383明日から九月ですって…論文・面接・出張と、秋は憂鬱なイベントが盛り沢山。社会人の宿命とは言え、山奥に行っている時期には、見事に来日公演ラッシュという有様…熊や…

Kervilleを聴く

Anthony Da Costa 『Typical American Tragedy』16歳のカーヴィル・ウィナー、2007年のこの一報がAnthony Da Costaの音楽との出会いだったと記憶している。カーヴィルのコンペと言えば、毎年6人ほどのウィナーが選出されるのだが、ここ数年だけを見ても、その…

人生は悲しいかい?

Diana Jones 『My Remembrance Of You』さあ、飲んだくれて終電逃してトボトボ歩いて帰ったり・・・どうなんだろうね、これ。流石に、明日から仕事も再開するので、今日ばかりはアルコールを抜いておかないと。そういう時には、変にアルコールの匂いのする連中…

Allen Thompson

Allen Thompson 『S.T.』Chris Kroがアートワークを担当しているミュージシャンには気を付けろというのが、ここ最近の合言葉。Bobby JoynerやLeroyといったLA周辺のミュージシャン達は、その流れで遭遇しただけに。このAllen Thompsonの場合、アルバム以前に…

Todd Burge

Todd Burge 『My Lost And Found』最近のミュージシャンの横の繋がりの希薄さを語る人がいますけど、それって本当なんでしょうか。メジャー・マイナーを問わず、ミュージシャン間の繋がりを辿らずしてローカルミュージシャンとの邂逅はないと思いますし、そも…

Robyn Ludwick

Too Much DesireRobyn Ludwick Late Show 2008-05-20売り上げランキング : 765155オースティンの女性SSW、Robyn Ludwickの2nd。現在はベース奏者のJohn Ludwickと結婚し、ファミリーネームも変わっているが、彼女の旧姓はRobison…この周辺の音楽が好きな人な…

The Band Of Heathens

The Band of HeathensThe Band of Heathens BOH 2008-05-20売り上げランキング : 48234最近は仕事でバタバタしてたり、あまり気分の良くない事もあったので、どうも気合が入らなかったのですが、こういう物を聴かせられると、思わず書かずにはいられない。ち…

JDG

Calvin Russell 『Dream Of The Dog』Jon Dee Grahamが単独で4月来日決定だそうで…皮肉な事に、その頃、自分は素敵な出張ライフに突入している可能性が高い訳で。平日の関東は会社を辞めない限り参加は不可能なのは確定的で、一縷の望みを西側の公演にかける…