2006-01-01から1年間の記事一覧

電気屋マット

Matt The Electrician 『One Thing Right』 Blaze Foley & The Beaver Valley Boys 『Cold, Cold World』 T-Roy Miller 『Gluttons For Punishment』 Paul Minor 『Shadow Figure』2007年2月来日予定の、Matt The Electricianの5th。Matt本人は、色々と楽器…

潜入Neal Casal@白山

という訳で、こっそりとNeal Casal白山公演に潜入してきました。大阪からの特急の車中でギネスビールを数本空け、会場到着時にコロナを煽り、最後にギネスを一杯。そんな状態で、ライヴの模様を撮影し損ねました。酒は程ほどにせんといかんですな(笑)。開…

心弾む

The Subdudes 『Bihind The Levee』再結成サブデューズ、バックポーチからの2作目。プロデュースは何故かKeb' Moが担当(キャリア的には逆なんじゃないのと思わないでもない)。これだけ聴いていて自然と心が弾む音楽を、サラッとやっているのが恐ろしい。オ…

Ray Stephenson 『Gravity』 Andrew Duplantis & The Unfaithfuls 『Colorblind』Guy Clarkの近作での共作者としてクレジットもあるナッシュヴィルのSSW、Ray Stephensonの3rd。本作にもGuy Clarkとの共作曲を3曲収録。ナッシュヴィル裏シーンでは、Darrell …

奇妙な響き

Jolie Holland 『Springtime Can Kill You』一聴すれば近頃流行のルーツ回帰作品。戦前音楽的なエッセンスから来る、独特の場末感を漂わせながらも、決して懐古にのみ浸る訳ではない。リスナーに「何か変」と思わせる異物感の投入が、絶妙な匙加減で行われて…

CD Baby & Other

Jennie Stearns 『Birds Fall』 Sam Baker 『Mercy』 Nite Cafe 『S.T.』 Stone City Stragglers 『It's Never Too Late Mend』 Dana Falconberry & Mark Schantz 『Ten Birds On One Wire』 Dana Falconberry 『Paper Sailboat』 The Shiners 『Happy Now』…

眼鏡の姉ちゃん

Romi Mayes 『Sweet Somethin' Steady』何故か、チョコチョコとカナダのミュージシャンをプロデュースするGurf Morlixの、2006年カナディアンSSWプロデュース作。Fred Eaglesmithのところでドブロ等を担当するDan Walshがパーマネントなメンバーとして起用さ…

The BackShop LiveGreg TrooperGreg Trooperのオフィシャルサイトや、何故かHMVで買えてしまうライヴ盤。2006年1月14日に行われたソロアコースティック形式のライヴを収録。

帽子の男に気をつけろ

Seth Walker 『S.T.』Seth Walkerのおそらく5thアルバム。彼は、カリフォルニアからのテキサス移住組で、その音楽性からしてその選択の正しさが窺い知れる。前作での、ややルーツロック寄りなスタンスから、本来の持ち味であるブルーズ寄りへとシフト…という…

Horseshoes & Hand GrenadesTrent Summar & the New Row Mob Palo Duro 2006-10-10売り上げランキング : UnravelingPatrice Pike Tape Slap 2006-10-17売り上げランキング : Love, Pain & the Whole Crazy ThingKeith Urban Capitol 2006-11-07売り上げラン…

スワンプ・ウォーター・ウィスキー

Ted Russell Kamp 『Nashville Fine Line』Shooter Jenningsバンドのベース奏者としての方が認知度の高いSSW、Ted Russell Kampのソロ作品。突如として今年2作同時発売という暴挙に至る。録音方法は、ツアー先のホテルの一室等を使いベーシックトラックを録…

後姿が良いね

Live At Saint Andrew'sCaroline Herring & Claire Holley Claire Holleyのオフィシャル経由で購入したCaroline Herringとの共演ライヴ盤。録音は2005年10月にミシシッピで行われている。アコースティックギター2本による弾語りで進行。クリスマスイヴの夜に…

レイドバック

Ramsay Midwood 『Popular Delusions & The Madness Of Cows』Ramsay Midwoodの2ndアルバム。現在はオースティンへと移住した彼のLAへの置き土産。相変わらず確信犯的な深南部志向で、緩々なフィーリングが作品を支配しています。彼の音楽に華を添える、プロ…

職人集結

The Resentments 『On My Way To See You』Stephen Brutonを中心に、オースティンの職人が集結したThe Resentmentsのスタジオ3作目。今秋行われた来日公演という水増しを抜きにしても、メンバーの充実ぶりを反映した作品でしょう。特に、バンマスStephe Brut…

巡礼者は行く

Kris Kristofferson 『This Old Road』今年リリースされたNew West Records作品の中で本作がベストじゃないかな。Stephen Bruton・Don Was・Jim Keltnerによる演奏は、空間を意識させるスカスカの演奏・歌を活かすといった、よく見る表現を体言している。そ…

私は信者ですから

Jon Dee Graham 『FULL』いきなりのNew Westからの首切り、EPや息子Willie君の為のベネフィットアルバムのリリース等を経て届けられたJon Dee Grahamの新作。ジョン・ディーにハズレ無しの格言は、本作においても健在。長年の相棒Mike Hardwickに、Andrew Du…

オースティン期待の星

The Band Of Heathens 『Live From Momo's』さて、今年も残り僅かとなってまいりましたので、今年の十傑を…1日1枚で小出しで行きます(笑)。という訳で、音楽都市オースティンから颯爽と現れた新グループ、ヒーズンズのデビューライヴ盤。ベース以外の面子…

刑務所シリーズ

At San QuentinJohnny Cash Columbia/Legacy 2006-11-14売り上げランキング : 13091Texas All-Star: Big Band BashJohnny Nicholas TopCat 2006-06-20売り上げランキング : 253489Turntable MatineeBig Sandy & His Fly-Rite Boys Yep Roc 2006-07-11売り上…

Tales From The Tavern

Jon Dee Graham 『Let's Use Yours』2005/2/15のカリフォルニアTales From The Tavern公演の模様を収めたライヴ盤。おそらくオフィシャルだと思います…CD-R仕様の恐ろしく簡素な仕上げですけど。ギター1本での弾語り形式。ソロVer.の「Lonesome Valley」は珍…

CD Baby

Mark Zubia 『Parts Of Yesterday』 The Lonesomes 『Quick Fixes & Power Trips』 Brock Zeman & The Dirty Hands 『Welcome Home Ivy Jane』アリゾナのローカルグループZubia Brothersの片割れ、Mark Zubiaのソロ作品。Steve Larson、Tim Ronvak(担当楽器…

仕事台

Workbench SongsGuy Clark Dualtone 2006-11-21売り上げランキング : 235421御歳64歳のGuy Clark、2006年リリースのDualtone移籍1作目。右腕Verlon Thompsonを従えてナッシュヴィル録音。Darrell Scott・Gary Nicholson・Lee Roy Parnell・Ray Stephenson・C…

DRM

The Dave Rawlings Machine 『Twisted Branch Tea Bazaar 2006/08/30』Gillian Welch & David RawlingsがRawlingsをメインに据えて活動する場合は、The Dave Rawlings Machine名義になるようです。調べてみたら、何故かMyspaceまでありましたよ(笑)。今ま…

West

凄い久しぶりに新譜情報を書いてみる。Lucinda Williamsが通算8作目となるスタジオ作品『West』を2/13にリリース。販売元は、相変わらずユニバーサル傘下のLost Highwayから。今回は、共同プロデューサーとしてHal Willnerを起用。収録曲数は全13曲。Jim Kel…

Arista Columbia Recordings 1980-1991Willie Nile Acadia 2006-08-29売り上げランキング : 366305Long Night MoonCatie Curtis Compass 2006-08-29売り上げランキング : 241539Live at the Fillmore EastNeil Young and Crazy Horse Reprise 2006-11-14売り…

オランダから

The Resentments 『Roots Of Heaven Festival』2006年11月26日、オランダでのフェスティバル出演時のライヴ。アンコールを含め13曲、フェス故に時間的な制約があるのでしょう。曲は、新作収録曲を中心に演奏、余韻を残しつつアンコールへ。「I Do My Drinkin…

久しぶりに遡ってみました

Texas TroubadourTownes VanZandt Charly 2005-03-21売り上げランキング : 321462The Complete Atlantic SessionsWillie Nelson Atlantic/Rhino 2006-06-20売り上げランキング : 370333Guitars, Cadillacs, Etc., Etc.Dwight Yoakam Rhino/Reprise 2006-10-1…

オランダとイライザ

Eliza Gilkyson 『In The Woods:2006/05/30』Eliza Gilkysonの2006年オランダでのライヴ音源。客数130程度の会場で、ギターのRobert McEnteeのみを従えて。ゴスペル的な荘厳さと(演奏されている「Man Of God」は、その色合が強い)、カントリー〜フォーク…

電気屋時代

Matt The Electrician 『Home』Matt The Electricianの2nd。軽妙酒脱で、ちょっと変なポップ感覚はBruce Hughesにも通じるところがあり、自作でのBruceとの邂逅も妙に納得。おそらくセルフプロデュースだけれど、自分を上手く制御出来ていないし(笑)、トー…

Walk On

Walk OnJohn Hiatt Capitol 1995-10-24売り上げランキング : 165002おすすめ平均 John Hiattの1995年リリースの、おそらく通算13枚目。発売当初、中学1年生の私が、リアルタイムで購入している訳もなく、高校時代に中古CD屋で購入したように記憶している。Da…

Songs For Sixty Five Roses

Songs for Sixty Five RosesVarious Artists Songs for 65 Roses 2006-03-21売り上げランキング : 384913Chrsi StameyやらSuperchunkやらの裏方John Playmaleの、嚢胞性繊維症に苦しむ娘さんの為のベネフィットアルバム。 Stillhouseの「It's The Shame」を…