オランダとイライザ

buppy2006-12-07

Eliza Gilkyson 『In The Woods:2006/05/30』

Eliza Gilkysonの2006年オランダでのライヴ音源。客数130程度の会場で、ギターのRobert McEnteeのみを従えて。ゴスペル的な荘厳さと(演奏されている「Man Of God」は、その色合が強い)、カントリー〜フォークをルーツにするSSWとしての味わいがブレンドされた彼女の魅力が、シンプルな編成で聴くと、個人的な話だが、Buddy Millerにクロスオーバーするような感触が、スタジオ作品以上に感じられる。
親父や兄弟に比べると、日本での知名度はイマイチで、その血のつながりを以って紹介されるケースが多いが、彼女の実力は、そういった枕詞を必要としない。酒浸りのルシンダが失った可憐さと、抜群の安定感はイライザの中に今生きているのです。

イライザのライヴ動画が転がっていたので貼ってみる。