潜入Neal Casal@白山

buppy2006-12-30

という訳で、こっそりとNeal Casal白山公演に潜入してきました。大阪からの特急の車中でギネスビールを数本空け、会場到着時にコロナを煽り、最後にギネスを一杯。そんな状態で、ライヴの模様を撮影し損ねました。酒は程ほどにせんといかんですな(笑)。開演7時と言いつつ45分遅れの開始…この時点で、電車を使っての宿泊場所への帰還という手段は不可能である事を悟る。タクチャンの番号調べといて良かった。
1stセット途中から(確か「You Don't See Me Crying」からだったかな)良原リエさんがピアノ・アコーディオン・コーラスで演奏に参加。個人的には「Remenmber What It's Like」でのアコーディオンには痺れました。2ndセットではピアニカも演奏されていました。コーラスも、ニールのクリアなヴォーカルと、良原さんの曇った風合いのヴォーカルの対比が効いていて印象的で。
去年見た京都の時と同じくピアノとギターをキビキビとポジション変更して演奏していくよなぁなんて思いながら、コロナを飲んでました。途中、Hazy Malazeの「Looking Out For You」もエレキ(赤いボディのギブソンES335っぽく見えたけど詳細分かりません)に持ち替えて弾語りしていたような。ニール、ネタ帳を繰りながら、新曲もチョコチョコと演奏。1stセットのラストはピアノ弾語りで「Freeway To The Canyon」からRyan Adamsの「Dear John」へ流れて終了(よくよく考えてみたら、「Dear John」はライアンのライヴでデュエットヴォーカルをニールが担当しているんだから、やっても不思議ではないんだよなぁ)。オリジナルのヤサグレ「Dear John」とは一味違い、随分と内省的な雰囲気を滲ませて。『Return In Kind』収録のJohnny Thundersの「It's Not Enough」もピアノでやっていたけど、これは2ndセットだったか?
2ndセットでは「Maybe California」が出ました。アンコールでは、PA抜き、ギターのプラグも引っこ抜いて、正真正銘アンプラグドで「Too Late」(このあたりの演奏曲の記憶はかなり危ういので、曲は違ったかも:笑)。「明けましておめでとうございます」は使うタイミングが30日で少し早かったけど。そうそう、ステージにスモークが焚かれていて、それを訝しげに見るニール・カサールが何だか面白かったな(笑)。
改めて、ニール・カサールのプレイヤーとしてのスキルの高さ(ライアンとこで、大量の観衆に曝されて、一層研ぎ澄まされたような印象)、剥き出しだからこそ際立つメロディの素晴らしさ等を堪能。終演後に新作にサインを貰う。「Dear John」がオリジナルより良かったみたいな事を口走った記憶有り…Norah Jonesのバックヴォーカルがあれば文句無しみたいな事まで言ったような(笑)。許してください、酔っ払ってましたから。