職人集結

buppy2006-12-23

The Resentments 『On My Way To See You』

Stephen Brutonを中心に、オースティンの職人が集結したThe Resentmentsのスタジオ3作目。今秋行われた来日公演という水増しを抜きにしても、メンバーの充実ぶりを反映した作品でしょう。特に、バンマスStephe Brutonの充実ぶりは、目を瞠るものがある。「Sole Satisfaction」や「Heart Of Hearts」に流れるポジティヴなエネルギーこそが、このグループの今の状態を象徴しているんじゃないだろうかと。時計の針を進め続けるミュージシャン達の、今ある一瞬を切り取った、最高の挨拶状を一度耳にしてみて下さい。スタジオだから、随分ジョン・ディーは大人しいけど(笑)。
そうそう、本作で最も意外だったのは、ドラムのナイスガイ、ジョン・チップマンのヴォーカルが様になっている事。リヴォン・ヘルムばりに歌えるドラマーを目指して下さい…もちろん、マイクは歌いにくそうな右側設置でお願いします(笑)。

http://www.myspace.com/theresentmentsaustin