2007 BEST BUY

Sam Baker

Sam Baker 『Pretty World』順位付けには、正直興味が無いけれど、今年最も聴いたアルバムという事なら、間違いなく本作。書きたい事は、以前にピックアップした時に書いているような気もするのですが、音を聴いたり、資料を眺めていると、何か書き足りなか…

Gurf Morlix

Gurf Morlix 『Diamonds To Dust』仕事でバタバタしていて失速中ですが、ラスト2枚…この2枚に何を選ぶかは、分かる人には分かる(笑)。まあ、コレとアレですよ。コレとアレが間違いなく今年のトップ2ですから。 春先の来日公演も記憶に新しいマイギターヒー…

Scott Nolan

Scott Nolan 『Receiver / Reflector』カナダのウィニペグを拠点に活動するSSW、Scott Nolanの3作目となるスタジオ作品。彼と、本作での共同プロデューサーGurf Morlixの邂逅は、昨年リリースされたRomi Mayesのアルバムのレコーディング時に遡る。Nolanの作…

Peter Cooper

Peter Cooper 『Cautionary Tales』オースティン・ボストンと同じく、特殊な音楽シーンが形成されているイーストナッシュヴィルから、また一人。サウスキャロライナ出身、Todd Sniderのバンドでベースを担当する男Peter Cooperのソロデビュー作。共同プロデ…

Session Americana

Session Americana 『Beer Town: The Table Top Collection Vol.3』ケンブリッジのバーLizard Roungeでは、夜毎テーブルを囲んでの気軽なセッションをBGMに、辛い現実と向き合う大人達がアルコールに溺れているのだろう。そんな絵を思い起こさずにはいられな…

Patty Griffin

Patty Griffin 『Children Runnning Through』「米国で最も孤独な少女」という形容を誰が使ったのかは定かではないが、非常に正鵠を射たPatty Griffinのイメージだろう。共同プロデューサーにMike McCarthyを置いた本作では、その少女の様に透明でナチュラル…

Eilen Jewell

Eilen Jewell 『Letters From Sinners & Strangers』27歳、アイダホ生まれの女性SSW、Eilen Jewellの2nd。奇しくもこの周辺の年齢のミュージシャンが、ここ数年表に出だした。確実に新しい世代のミュージシャン達は育ってきている。日本のメディアでは黙殺さ…

Jason Isbell

Jason Isbell 『Sirens Of The Ditch』Drive-By Truckers時代、たった8曲で忘れられない鮮烈な印象を残した男がいる。3名のフロントマンの一角だった男、Jason Isbell。20代前半でDrive-By Truckersへ加入し駆け抜けた記録を、28歳の現在吐き出したソロデビ…

Low Stars

Low Stars 『S.T.』一つ言っておくと、甘い音楽好きですから(笑)。高校時代はAmerican Flyerが好きでね。まあ、そんな話はさておき、今年の印象的な1枚を引き続き。ちょっと、風邪で体調崩し気味で、薬漬け生活真っ只中ですが David Gibbs(Gigolo Aunts)…

Gordy Quist

Gordy Quist 『Here Comes The Flood』さて、唐突に始めます2007 BEST BUYです。今日からボチボチと小出しにやっていきますよ、毎度の事ながら。 新作製作の相談をSteve Wedemeyerにした時、Wedemeyerの「イーストナッシュヴィルで」の一言からEast Nashvill…