Wellspring

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Caroline Herring

Me & My Blues 2003-08-19
売り上げランキング : 266900

2003年リリースのCaroline Herringの2nd。ミシシッピでキャリアをスタートし、99年頃にテキサス州オースティンへ活動拠点を移し本格的に活動を開始。Lucinda Williams的なユラぎを感じる歌声(本当にメジャーになる以前のLucindaがEmmylou Harris風に歌っているような…言い過ぎか:笑)に、Rich Brothertonがプロデュースと来て、悪い作品になろうはずもなく。フォーク・カントリー・ブルーグラスのエッセンスが嫌味なく同居する、アコースティックな楽器の音色を基調とした演奏も相俟って。マンドリン・フィドルの音も心地良いオープニングと楽「Trace」(サビで聴かせるHerringの声が、何とも沁みるのです)、Kelly Willisをバックヴォーカルに迎えたM3「Jewels」、3分に満たない小品ながら、Riley Osbournのオルガンソロも印象的なM10「Heart And Soul」等々、そのどれもに飾らない実直な美しさを感じさせてくれます。
現在は、東海岸のレーベルSignature Soundsと契約し、来年2月に新作『Lantana』をリリース予定との事です。昨夏行われたセッションでは、本作から引き続きRich Brotehrtonがプロデュースを担当していたようなので、続投でしょうかね。