Bunkhouse Album

buppy2007-06-08

The Jayhawks 『"Bunkhouse" Album』

数年前にLost Highwayからリリースされるというアナウンスがあったものの、結局レーベルコンピに1曲が収録されたのみで発売中止の憂き目にあったThe Jayhawksのインディーズ時代のデビュー作。1986年当時2000枚程度LPでプレスされたのみで、その辺りもあって
Gram Parsons meets The Replacementsと形容されたという話もある本作、有体に言ってしまえばパンク風味のカントリーロック(カントリーロックにパンクの香り付けをしているぐらいの比率)です(笑)。意図的にベンダーギターの音を多用している事も、比重がどちらにあるかという事を如実に表している気もします。当然ながら『Blue Earth』同様にバンドの主導権を握っているのはMark Olsonでしょうから、その辺りも関係しているのでしょうが。ここからスタートして、試行錯誤を経て『Hollywood Town Hall』へと行き着く過程を想像するというのが、正しい楽しみ方なのかもしれないです(笑)。何だかんだで、正規盤がリリースされたら買ってしまうんだろうな・・・