Ciambotti

buppy2007-06-05

Gia Ciambotti 『Right As Rain』
Ollin 『San Patricios』

かつてのLucinda Williamsバンドのベース奏者Dr. John Ciambottiの愛娘Giaのソロデビュー作。活動歴は意外と古く80年代にA&Mからガールズポップグループの一員としてデビューしていたり、スプリングスティーンの『MTV Plugged』を筆頭に、調べてみるとコーラスとしての参加作品の意外な多さに驚く(最近ではLucinda Williamsの『West』にもバックヴォーカルで参加)。黒さも感じさせる力強いGiaの歌声をサポートするのは、Doug Pettibone・Dr. John Ciambotti・Herman Matthews・Ned Albright・Mike Thompsonといった面子。親父のJohn Ciambottiのほぼ全面参加(数曲Andr'e Berryなる人が演奏)しているのも嬉しいが、Doug Pettiboneが全面参加は個人的にポイント高いです。エレキ・アコースティックはもとより、マンドリン・スティール・ドブロ・ワイゼンボーンと、弾けるものは弾いておけと言わんばかりにマルチに演奏しています。JewelやLucindaの作品以外で、ここまで全面参加は最近では珍しい気がします。1曲のみながらTed Russell Kampが弓弾きベースで参加。
http://www.myspace.com/giaciambotti