テキサスのドラ息子

buppy2007-03-31

The Drams 『Sons Of Hermann Hall 12/29/2006』

The Dramsの地元テキサスでのライヴ。さすがにアルバム1枚のみのバンドなので、前身のSlobberboneの曲や、カヴァー曲がセットの3割程度挿入されるのだが、カヴァーの選曲がとにかくやりたいからやるというスタンスで、趣味丸出しなのが微笑ましい(笑)。Big Starの「The Ballad Of El Goodo」や、Neil Youngの「Don't Cry No Tears」を、オッサン臭い歌声で歌うのは、正にその象徴。あげくの果てに、カーターファミリーの「I'm Thinking Tonight Of My Blue Eyes」からInternational Submarine Bandの「Blue Eyes」にいくのはマニアの為せる業というか、どの層を狙っているのやら(笑)。細かい事で悩むのがバカらしくなるぐらい爽快なアメリカンロックをライヴでも鳴らしている、信頼のおけるバンドだ。