OCMS

Tennessee PusherTennessee Pusher
Old Crow Medicine Show

RCA 2008-09-23
売り上げランキング : 44275

Old Crow Medicine Showの最新作。プロデュースは、David Rawlingsに代わってDon Wasが担当。バンドメンバーにもどうやら変化があったようで、Critter Fuquaがヴォーカルのみの参加に留まり(曲によっては参加もしていない)、代わってGill Landryが全編でスライドギターを聴かせ、1曲でリードをとる(彼は長らくOCMSの連中とツアーをこなしていた訳で、今回の加入は別段不思議でもないのですが)。ゲストとして、Jim Keltnerがドラムで8曲、Benmont Tenchがハモンドで4曲ゲスト参加。
収録曲の大半をKetch Secorのオリジナルが占めるというのも、今までには無かった事だ(Blind Alfred Reedの「Always Lift Him Up And Never Knock Him Down」が唯一のカヴァー曲)。これがまた、時にThe BandやNeil Youngが顔を出すような感じでして、ソングライティングがかなり冴えている。バンドのメンバーチェンジや、Wasのプロデュースなども手伝って、何か一つ吹っ切れた印象。