オランダでPicott

Rod Picott 『The Woods Revisited』

困った時のイケナイ音源頼み（笑）。ナッシュヴィルSSW、Rod Picottの2003/10/20オランダでのチェロ奏者を絡めたアコースティックライヴ音源。ちなみに、チェロは相方のDavid Henryではないです。日本では（日本でも？）イマイチな知名度の人物ですが、つい先日来日したGurf Morlixの2ndアルバムのオープニングトラック「Torn In Two」の共作者と言えば、通りが良いかもしれない。時期的には2nd『Stray Dogs』発表後という事で、11曲約40分のコンパクトなセットも2nd収録曲が中心。「Stray Dogs」のアコースティックギターのイントロで得られる高揚感、Fred Eaglesmithとの共作曲「Gettin' To Me」、朋友Slaid Cleavesとの共作曲「River Runs」等、演奏曲のどれもが、削ぎ落とされた音の中で、曲の良さが際立つ。男臭いPicottの歌声が、その魅力を高めているのは言うまでも無く。