葬式日和

buppy2006-06-12

Michael Dean Damron 『A Perfect Day For A Funeral』

何だかとんでもないタイトルのアルバムですな。Michael Dean Damronは、I Can Lick Any Sonofabitch in the House(名前長い)というオレゴンのバンドのフロントマンで、本作はバンドを離れてのソロ作品となる。
バンド時のハードな音楽性の随所に垣間見えたMichael Dのルーツ志向・SSW志向が具象化した作品となっている。ラウドなギターも鳴りを潜め、アコースティックギターを中心に紡がれる音楽は、彼のありのままの姿を映す。バンドにおいてもソロにおいても、どこかLuceroのBen Nicholsを髣髴とさせる、哀愁と激情の綯い交ぜ具合が良い。