青い鳥

buppy2006-06-03

Bruce Hughes 『Bluebird』

The Resentmentsの作品内で、Stephen Bruton・Jon Dee Graham・Jud Newcombというド渋な個性のSSWの中にいて、酒脱で都会的なソングライティングとヴォーカルで、異彩を放っていたBruce Hughesのソロ作品。
ソングライティング・プロデュース・演奏の大半を単独で行っており、改めて彼のマルチな才能を意識すると共に、正しく彼のソロ作品といった趣に。本作において、プロデューサーとして、あるいはリセントメンツのメンバーとしてだけでは捉えきれない、彼個人の志向が解放されている印象。
打ち込み・リズム志向、およそテキサスというワードから連想する、一般的なイメージとは異なるサウンドメイキングに戸惑いを覚えるかもしれません。しかし、本作がHughesの確かなソングライティングが光る好盤となっている事は、聴けば誰もが納得するところでしょう。Freedomから今月一般流通に乗せて販売開始されますので、リセントメンツでBruce Hughesの曲が心に引っかかる方は是非。