Travelin' Soldier

buppy2006-04-26

Dixie Chicks 『Home』

バンドの存在感が邪魔をして聴かず嫌いなんて話はよくあって、私にとってDixie Chicksがそんな存在でした。その当時の私の頭の中は、どうせ売れ線ポップカントリーという思い込みに支配されていたのは言うまでもありません。
しかしながら、本作において、Bruce Robisonの「Travelin' Soldier」や、Patty Griffinの「Truth #2」・「Top Of The World」など、私のツボを的確につく選曲に、さすがに聴いてみないと分からないという思いに駆られ、遂に手を出すに至った訳です。結果として、その音楽の真摯な響きに頭を垂れる事に。あぁ、許しておくれチックス。
世間一般では、カントリー・ブルーグラス色が濃くなったと言われる作品のようですが、どうして、ポップさもしっかり併せ持った、見事なルーツロックだと思うんですけどねぇ、私は。