デザートジャズですよ

buppy2006-01-29

John Convertino 『Ragland』

ピアノの残響が木霊する。とりとめのない音の羅列のようで、音楽を聴いた時に広がるヴィジョンが、下手なウタモノ作品以上に広大に広がる。けれど、とても内省的な響き。密室に響くドラムの音は言葉少なに、だけれど一言一言を重くかみ締めるように言葉を発する。ノスタルジックでありながら先鋭的。キャレキシコのドラマー、ジョン・コンヴェルティーノの初ソロ作品は、私自身に訳の分からない言葉を紡がせる、妙な作品。
とりあえず、眠りに苦しむ夜のお供にどうぞ。最高に寝れます。う〜ん、これって、褒めてんのかな(笑)