年相応の音を聴いてみよう
Jeff Tweedy 『2005-03-05』
最近、私だけなんですけどDimeの方から音源をDL出来なくなっているようで、ちょっと困ってます。という訳で、最近はもっぱらetreeから。WilcoとDrive-By TruckersとPhish関連とBlack Crowesだけで、結構膨大な数になるので、まあこれでも不便ではないんですがね…。で、愚痴は置いておいて、数あるWilco関連のライヴ音源、その中でバンド名義より、興味深く聴いたのがJeff Tweedyのソロ音源(まあ、セットの後半はWilcoと言って差し支えない感じですが。)。
基本線としては、SSWとしてのJeff Tweedyの色が良く出たライヴ音源。「John Wesley Harding」や「I Shall Be Realeased*1」といったディランのカヴァーや、Uncle Tupelo時代の「Gun*2」や「Acuff-Rose」がといった曲が飛び出すのは、やはりソロ名義だからこそ。
何と言っても、テュペロ時代の曲を今の彼が演奏してというのがミソでして。十数年前の音源より一層胸をうつのは、Jeff Tweedyの熟成ってのが一番の理由なんだろうなぁ。声域が何オクターブだ何だと、歌の上手さってそれだけでは語りきれないだろうと*3。
ほら、20代前半の若者らしいでしょ(笑)。
*1:こちらはWilcoの方でも締めの1曲として最近は使用されるようになっている
*2:アコースティックギターで、あのイントロを聴いた瞬間にゾクリと来ました。会場合唱ってのも凄いな…
*3:よく高校時代のへヴィメタ好きの知人にそんな話を熱っぽく語っていたのを思い出してしまった…