駄目な僕

buppy2008-11-06

Rae Billling 『Blue Black Night』
The Lonesome Heroes 『Crooked Highway』
John Mann 『Evening News』
Michael Vermillion 『Last Night On Earth
Gayle Lynn & The Hired Hands 『Just Came Around』
Mabel McGee & Pennsylvania Slim 『Lonesome Lo-Fi Lullabyes』
Otis Gibbs 『Grandpa Walked A Picketline』
Pawnshop Kings 『Brother's Keeper
The Dedringers 『Sweetheart Of The Neighborhood』
Two Cow Garage 『Speaking In Cursive

ついついB&NでPeter, Paul & Maryのソロ作品ボックスセットをオーダーしてしまったり、どうも家に戻ってくると駄目な僕です。色々とオーダーしている物が着々と到着中です。聴く時間がないのに…来週の出張さえ乗り切れば、ピークは越えられそうなので、それだけを励みにしていきましょう(笑)。
ワシントン州シアトルを拠点に活動するSSW、Michael Vermillionのデビュー作。経歴の方はサッパリ掴めない人物ですが、久々に完全ノーマークのミュージシャンにやられました(何せ、バックのミュージシャンの名前を見ても、さっぱり繋がりやら何やらが把握出来ないもので)。Townes Van Zandtの「Waiting Around To Die」をカヴァーしているというところに惹かれて購入したのですが、久々にZandt買いで成功しましたね(笑)。TVZ、The Band、Tom Waits、初期のBruce Springsteen、Jim Croce、Elliott Smith、Leonard Cohenなどをフェイヴァリットに挙げていますが、確かに納得(トップフレンドにDamien Juradoがいて、更に納得:笑)。Zandtのカヴァーも良い具合に演奏していますが、作品全体に漂う、埃っぽさと葉っぱの匂いがタマランですね。ストリングにホーンが絡むタイトルトラックも良いですよ。
元々はテキサス州サンマルコスで活動していたが、最近オースティンへ移ったらしいThe Dedringersのデビュー作。リリース前ぐらいにWaterlooか何処かのサイトで、アルバム全編フリーダウンロードみたいな事をやっていて、音の方はその時からのお付き合いなのですが(笑)。Hayes CarllやJames McMurtry等が、賞賛のコメントを寄せていたので、気になるバンドだったので、結構聴いていた記憶が。Sean FairesとJonny Burkeの2人のフロントマンを中心に、ベースにJohn Michael Schoepf、ドラムにJosh Garnerという編成。プロデュースはR.S. Fieldが担当(これはHayes Carllの仲介があったのではないかと推察される)。フロントマンの2人は、おそらく20歳過ぎぐらいで、俗に言うところのオルタナティヴカントリームーヴメント(しかし、オルタナティヴカントリーだのアメリカーナだの、やたらとジャンルを分けたがる人間が多いせいで、妙な混乱が拡大している日本の現状は気持ち悪いですね:笑)辺りを経験していない世代の音楽っちゅう事になるのか。Townes Van Zandtの「Black Jack Mama」収録というのは、何と言うか彼らもテキサス小僧なんでしょうね(笑)。