イメチェン娘

She Ain't MeShe Ain't Me
Carrie Rodriguez

Manhattan/EMI 2008-08-05
売り上げランキング : 49617

Chip Taylorのデュオパートナーとして、シンガーとしての活動を開始したCarrie Rodriguezの2作目のソロ作品。プロデュースはMalcolm Burnが担当。前作ではソングライティングなどで、影に寄り添うように後見人Chip Taylorのサポートがあったが、本作では彼に替わって様々な人物と共に共作を行った楽曲が収録されている。Gary Louris・Dan Wilson・Mary Gauthier・Jim Boquistといった面子との共作、容貌のイメージチェンジ、有名プロデューサーの起用などには、レーベルサイドの意向がギラギラと現れているのは明らかなのだが、敢えて乗っかりましょう(LourisやWilsonの起用は、Dixie Chicksの成功を意識した上での人選でないと言えば嘘になるだろう)。
参加メンバーだが、フィドル・エレクトリックマンドリン・テナーギターを演奏するRodriguezを中心に、鍵盤・打ち込み等でMalcolm Burn、ギター・スティール・マンドリンでGreg Leisz、エレクトリックギターでHans Holzen、ベースにKyle Kegerreis、ドラムにAaron Comessというコアメンバーに加えて、Lucinda Williamsを筆頭に、Kristin Mooney・Gia Ciambotti・Susan Marshallがバックヴォーカルで参加。Rodriguezの旦那Javier Vercherもテナーサックスでタイトルトラック「She Ain't Me」に参加している。