MOM

buppy2008-06-14

Dale Murray 『Brighter Lives, Darker Side』
Adam Puddington 『For The Meantime』
The Divorcees 『You Ain't Gettin' My Country』
The Psychedelic Cowboys 『Jangle Waltz』
Mekons 『The Mekons Story 1977-1982』
Clay McClinton 『Son Of A Gun』
Matt Koger 『The Coyote's Call』
Murry Hammond 『I Don't Know Where I'm Going But I'm On My Way』

仕事のついでで大阪に行く機会があったので、梅田のタワーレコードを数年ぶりに覗いてみる。まあ、別に欲しい物がある訳でも無いというか、欲しい物が手に入る訳が無いのですが、まあ何となく。で、久しぶりに音楽雑誌も見てみたり。そう言えば、某誌で半年遅れぐらいで、Ryan Binghamの『Mescalito』が輸入盤紹介で掲載されていて、平気で自主盤を2枚リリースとか書いてますね…いや、1枚じゃないのとか突っ込みを入れたくなるんで、それ以上見るのをやめておきましたけど(笑)。
さて、やっとこ入手した元The GuthriesのDale Murrayの、2005年リリースのソロデビュー作。こういうアルバムがリリースされていた事実を、3年という年月に渡って見落としていたのは、やはり個人の限界を感じます。まあ、そもそもアメリカ国内の一つの地域さえ、完全に追いきれていない訳ですから、カナダまでカバーしきれないんですけど。さて、本作の演奏は、ギター・スティールや一部ドラムをMurray本人が担当。ドラムはBrian Murray、ベースはSerge Samsonと、The Guthriesのリズム隊がバックを固める。バックヴォーカルでは、Matt MaysやRuth Minnikinといったメンバーも参加しており、決してバンドメンバー間の不和が原因で、The Guthriesが、その活動を休止したのでは無いという事なのでしょうか(まあ、実際のところはどうかは分からないけど)。ストリングやコーラスを配した、オールディーズポップス的な魅力満載の楽曲には、骨抜きですよ。本作とShe & Himがあれば、今年の夏は乗り切れるよ、きっと(笑)。
そのDale Murrayのソロ作品に、ハーモニカと一部楽曲共作者として参加しているAdam Puddingtonのソロ作品(そろそろ、新作がリリースされるそうで、そいつをどうやって入手するかが、今後の課題)。プロデュースはDale Murray・Andrew Watt・Chris Mitchellの三者名義となっているが、コアメンバーはPuddingtonに、Dale Murray・Brian Murray・Serge Samsonらを加えたメンバーである事から、実質Murrayのプロデュース作と考えて良いのでは。