buppy2007-12-19

The Band Of Heathens 『Live at Antone's』

ナッシュヴィルに活動拠点を移す為、Brian Keaneが離脱。レギュラーメンバーにドラムのJohn Chipmanを加えた最新編成(本作では、サポートメンバーとして、Chip Dolanが鍵盤で参加、ハモンドやらアコーディオンを演奏している。とりわけEd Jurdiのリード曲との相性が抜群なのです。)でのライヴを収めたCD/DVDのコンボパック。
Colin Brooksがプレイヤーとしてイケる口なのは承知していたが、それ以上に残りのフロントメンバーであるGordy Quist・Ed Jurdiがプレイヤーとしての姿を存分に覗かせるのが印象的で、各々が牽引力溢れる何とも言えない高揚感が奥底から湧き上がる。
ラストはGordy QuistとEd Jurdiの共作曲「Jackson Station」で幕引き、噂のRay Wylie導師プロデュースのスタジオ作品への期待感という名の余韻を残し、ある種の禁断症状を引き起こす…いや、本当に強烈。