Sweet Harmony Travelling Revue

buppy2007-10-28

Sweet Harmony Travelling Revue 『8-26-04 Rochester, MI』

Alison KraussとRobert Plantをボケッと聴いていたら、自分の中での豪華共演がストレートに形になっていた物が、数年前にあった事を、ふと思い出す。密造酒専用HDDをサルベージしたら、あったあった…という事で(笑)、2004年に一部を震撼させた驚愕のパッケージツアーSweet Harmony Travelling Revueの8/26のライヴ音源。Emmylou Harris・Patty Griffin・Buddy Miller・Welch & Rawlingsを一挙に見れるなんて、まあ日本じゃ不可能な組み合わせですから(笑)。バックのバンドは、当時のEmmylou HarrisとPatty Griffinのツアーバンドの混成という話ですが、どうなってるのやら(詳細なクレジットが分からないもんで。David RawlingsとBuddy Millerがいる時点でリードギターは不要として、鍵盤とリズム隊の連中。鍵盤はPhil MadeiraかMichael Ramos辺りか?)。このご時勢、映像なり音源のリリースをするものだとばかり思っていたのですが、未だにそんな気配すら見せないのが、何とも勿体無いところですね。
進行はEmmylou→Buddy→Gillian→Pattyの順で、それぞれのセットをプレイ(他の面子が、スポットで参加)。「Elvis Presley Blues」にEmmylouがバックヴォーカルで参加したり、「Didn't Leave Nobody But The Baby」をEmmylou・Patty・Gillianの3人でアカペラで歌ったり(『O Brother』のサントラには、Pattyの代わりにAlison Kraussが参加している曲が収録されているんだったか)、こういう形態ならではの各人の絡みに、逐一感嘆の声を漏らしてしまう(笑)。
終演からアンコール終了までのカバーの畳み掛けも圧巻で、「The Weight」でセットを締めて(こういう雰囲気のパッケージのラストは「I Shall Be Released」かこの曲が、刷り込みされている気が)、アンコールで「Turn Turn Turn」「Six Days On The Road」「In My Hour Of Darkness」と来た日にはね、もう立ち上がれないですね