烏の数え歌

buppy2006-11-20

Counting Crows 『Live @ Hammerstein Ballroom』

2004年11月16日、ニューヨークでのライヴ。2004年のライヴの定番ではありますが、「Rain King」「Mrs. Potter's Lullaby」・「Mr. Jones」の冒頭3連荘は強力。曲の構成にしても、かなり練り込まれていて、今年発売されたニューアムステルダムでのライヴ盤での「Rain King」ですら見劣りがする。何と言っても「Rain King」のDavid Immerglückのマンドリンソロが堪らなく格好いいのです。
パイナップル頭の冴えないオッさんにしか見えないAdam Duritzのヴォーカルは、もう何を歌ってもアダム・デュリッツ節(そういえば「Friend Of The Devil」を初めて聴いた時は、デッドのカヴァーだと気付かなかったな:笑)。
90年代初頭デビューの同系統のバンドが、様々な迷走を経て淘汰・失速していく中で、軸が全くぶれずに息の長い活動を続けているというのは、ある意味驚異的な事ですわな。メンバー脱退を経て、ややパワーダウンした感もありますが、来年リリースされるであろう2枚組の新作にも期待しています。