Love Band Guitarist

buppy2006-11-09

Doug Pettibone 『The West Gate』

今やLucinda Williamsの右腕的存在のDoug Pettiboneのソロデビュー作。ルシンダのライヴ会場で販売されたりしているらしいのですが、私は何故かSteve Poltzのサイトから購入しました。Jewelのツアーで、実はちゃっかり来日した事があるらしいし…なるほど、Jewel繋がりだったのか(ポルツはJewelの元彼)。
ヴァイオリン・ヴィオラを除く楽器類を全てダグ・ペティボーンが担当。使用楽器類の詳細なクレジットもあり、一部の人は狂気乱舞しそう。カヴァー曲3曲を除く7曲がペティボーンのペンによる楽曲。カヴァーは、ルシンダ参加の「Two Of Us」(ビートルズ)・「She Belongs To Me」(ディラン)の2曲に(「She Belongs To Me」ではルシンダがディランばりに自由に歌っています…ダグ・ペティボーンが可愛そうなぐらい:笑)、Van Morrisonの「Into The Mystic」を取り上げている。
ルシンダのバックでのコーラスなどから、歌えるギタリストである事は想像していたが、甘くて良い声をしている。全体的にフォーキーな魅力をみせながら、それだけでは収まらないヤンチャなギタープレイもみせたりと、楽しめる1枚。コレクターアイテムの類ではなく、SSWとしてのペティボーンの魅力を伝える作品です。

http://www.myspace.com/dougpettibone