Nashville, TN
East to West Paul Burch Bloodshot 2006-08-15 売り上げランキング : 75204 |
Sailover P.F. Sloan Hightone 2006-08-22 売り上げランキング : 12836 |
Air Stereo The Damnwells Zoe 2006-08-15 売り上げランキング : 86728 |
God's Tattoos William Lee Ellis Yellow Dog 2006-07-11 売り上げランキング : 106107 |
Paul Burchの新作。ナッシュヴィルとロンドンでのセッションから構成されている。一聴すれば、疑いようのないくらいカントリー・フォーク作品。ただ、どの曲においても、外に向かって発散されずにエネルギーが内に向かっていく感触。音楽的なスタンスとしては、ナッシュヴィル界隈ならばTim O'Brien(本作にも参加)・Darrell Scott辺りの、反メインストリームカントリーの流れに近いのではないでしょうか(私の場合、もうアメリカンロックで良いやないかと思ってしまうんですけどね:笑)。Mark Knopfler参加。
P.F. Sloanの最新作。客演としてLucinda Williams・Buddy Miller・Frank Black・Felix Cavalier等が参加。Felix Cavelierがまだ元気だった事に一番驚いたというのは置いておいて(笑)、冒頭のLucindaとのデュエットで掴みはバッチリ、そのままズルズルと。本作の録音時期は、おそらくFrank Blackがナッシュヴィルでウダウダと『Fast Man Raider Man』を録音していた頃ではないでしょうか。Buddy MillerとFrank Blackが同じ曲に参加しているあたりから察するに。それにしても、Buddy Millerにマンドギターを弾かせるのはズルイ。
ニューヨークのシーンがフォーキーなSSWだけではない事を証明するビタースウィートなアメリカンロック。ふと、そんな事が頭に過ぎったThe Damnwellsの新作。プロデュースから録音・ミックスまでを手がけたJon Kaplanの仕事と、バンドの持つ力が混合されて、ホーンやストリングスを絡めつつ漂わせる程よいメジャー感。OllabelleのAmy HelmとFiona McBainがバックヴォーカルとして客演。
William Lee Ellisの3作目。Jim Dickinsonのプロデュース作品を探してAll Music Giide内をネットサーフィンしてサルベージしました(笑)。