電気ロデオをするアウトロー

Electric RodeoElectric Rodeo
Shooter Jennings

Universal South 2006-04-04
売り上げランキング : 119507

Shooter Jenningsの2nd。前作同様に彼のツアーバンドのメンバーであるLeroy Powell・Ted Russell Kamp・Bryan Keelingを起用し、前作以上の一体感で迫るバンドサウンド。プロデュースも前作に引き続きDave Cobbというのも連携強化に成功した因子のひとつかもしれませんね。
まさにサザンロックとでも言うべき、濃密かつヘヴィな音を全面に押し出したタイトルトラック「Electric Rodeo」、ある程度抑制を効かせたバンドサウンドにBonnie Bramlettのバックヴォーカルが乗っかる「Hair Of The Dog」など、曲の良さも手伝って、かなり魅力的な仕上がりになっています。もちろんSSW的な側面を覗かせるトラックもあり、作品全体の広がりを充分に感じる訳です。サザンロックという概念自体が結構曖昧な気もするんだけれど、Drive-By Truckersあたりに比べて、より正統派な後継者と言えるかもしれませんね。
沼でダルに歌う「Gone To Carolina」のPVが良いです。Shooter Jenningsもそうだけど、こんなのでも無ければ動くTed Russell Kampなんて見れないしね(笑)。

http://www.shooterjennings.com/