父還る

buppy2005-12-27

Ryan Adams & The Cardinals 『Jacksonville City Nights』

年内3枚リリースの公約を無事達成した、ライアン・アダムス。3枚とも、『Rock N Roll』で植え付けられた不安を拭い去るには充分な作品でした。フジロックでの初来日でやらかした直後にリリースされていた為か、国内の音楽誌では随分と酷評されていましたが、結構、周囲では評判良いです。かなり以前(ソロ初期やウィスキータウン時代)に書かれた曲を積極的にアルバムで取り上げレコーディングしているんですけどね、これが良い曲が多くてね。音自体が、意図的にラフな仕上がりを目指して作られている感じがあるので、そこを受け入れられるかどうかが評価の分かれ目か?
個人的には、どのアルバムも甲乙つけ難いんですが、必殺の名曲『The End』収録と言う事で。