TEARS OF RAGE

結局、修正無しで法案可決か…輸入権。６万近い署名だろうが何だろうが、権力を持った亡者にとっては小石以下でしかないと。貸しレコード会社から身を起こした会社が、堕落と衰退の急先鋒ってのも泣けてくるな。田舎者が都会に染まって、過去を毛嫌いするのにも似ている。あとは、あまり特定の政党の名前は出したくないけど、自由●主党に投票してはいけないのは、今回の一件で明白。私は、投票の際、ハナからこの政党の候補は除外していたけど。とにかく、今度の参議院選挙が、この法案を可決した事に対する音楽ファンの憤りを表す格好の手段になるのは間違いない。
それにしても、このまま進んでいけば、私より下の世代の中高生にとって、音楽との出会いは過酷になっていくだろう。ヘビー・リスナーなんて生まれるのか疑問だ。ミュージシャン志望の子供達にとって、教科書とするべきモノが、日本のレコード会社が勝手に判断した『売れる』レコードしかない状況。しかも一律３千円のCCCD仕様。やるせない、負債しか残されていない世界。
人生は信じる事…その信じるものは、どこにあるのか。明日はどっちだ？