Better Times Will ComeBetter Times Will Come
Diana Jones

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Winterpills

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さて、明日から下関に出張だというのにブツが到着して来ますよ。
Caroline Herring・Rachael Harrington・Eilen Jewellといった女性SSW達が、Lucinda Williams・Gillian Welch・Norah Jonesといった連中の活躍で、スポットライトが当たる機会を得た事を、完全に否定する事は出来ない。しかし、単に雨後の筍と片付ける程、鈍い感性を持ちたくもないですよね。前述の3人に加えて、忘れたくないのがDiana Jonesなのです。元々はオースティンで活動していたのですが、家庭の事情により活動の拠点を東海岸に移しての2作目(正確にはJonathan Byrdとの共演盤『Radio Soul』があるのだが)。Joan BaezやGretchen Petersが楽曲を取り上げらたのは、決して偶発的な事ではなく、彼女の着実な活動と、確かなソングライティングであった事は、本作や前作『My Remembrance Of You』を聴けば納得行くところでしょう。本作は、セルフプロデュースになっているが、おそらくキャリア上初ではないだろうか。とは言え、プロデュースは行っていないものの、前作から引き続きMark Thayerがエンジニアを担当しており、録音もSignature Sounds Studioで行われているので、完全なセルフプロデュースとは言えないかもしれませんが。参加メンバーは、ギター・バンジョー・マンドリンでDuke Levine、フィドルにThe Old Crow Medicine ShowのKetch Secorが参加しているのが、目を引く。収録曲については、Baezが昨年リリースの新作で取り上げていた「Henry Russell's Last Words」や、Gretchen Petersが新作で取り上げていた「If I Had A Gun」(バックヴォーカルにMary Gauthierが参加)の本人Ver.が収録されているというのがポイントだろうか。