Under the PavementUnder the Pavement
The Travelling Band

Sideways Saloon 2008-11-10
売り上げランキング : 57023

Live: Hope at the HideoutLive: Hope at the Hideout
Mavis Staples

Anti 2008-11-11
売り上げランキング : 816

仕事は一段落したものの、何だか体調不良で調子が上がらず。緊張の糸が切れたからか、風邪をひいたのか…燃え尽き症候群じゃないはずだけど(笑)。
The Travelling Bandのデビュー作がようやく到着。録音はニューヨークのCowboy Technicalで行われており、当然ながらプロデュースを担当するのはEric "Roscoe" Ambelという訳です。中々、こういう要素が無いと、イギリスのバンドにまでチェックが行き届かないのですよ。メンバー構成は、Adam P. Gorman・Steve Ballinger・Jo Dudderidgeら3人のフロントマンと、ギター・ベース・ドラムの6人。特にフロントマン達は、歌唱面では美しく練り上げたコーラスワーク、演奏面ではギターだけには留まらず、バンジョー・マンドリン・アコーディオン・ハモンド・ウーリッツアーといった楽器を楽曲毎に投入する等、非凡なセンスを感じさせる(そうそう、収録曲は3人がほぼ同量手がけていて、その均等なパワーバランスも、このバンドの音楽を形作る大事な要素なのかもしれない)。作品全体に流れる暖かさとデリケートな質感は、普段陰気な音楽を聴いている耳には新鮮に響く。