R.I.P. Rick Cicalo

Pieta Brown 『Flight Time』
Ollabelle 『Before This Time』

さて、何とか昼で切り上げて、自宅へ帰り着きました。また来週ぐらいに出て行くので、腰が落ち着かない状態ですが、少しだけリハビリしとかないと、ブログの更新の仕方も忘れますよ（笑）。
Greg Brownがデビュー作で歌っていた娘達の一人Pieta Brownの最新EP。Calexicoの最新作や、The Wood Brothersの最新作においても、その存在がフィーチャーされる等、英国だけでなくアメリカ本国でもスポットが当たってきているというのが最近の印象。もちろん、もともと作品の安定感は抜群だった訳で、評価されて当然っちゃあ当然なんですが（Lucindaの『Essence』の路線をひたすら深化させていくような彼女の音楽は好きなんですよ）。プロデュースは当然ながらBo Ramseyとの共同名義。全7曲で、1曲はインスト（Pieta本人のスライドとピアノというのがまた）。ラストトラック「Even When」では、父Boのギターと、息子Bensonの鍵盤が交錯する親子共演が展開される。ちなみに、本作は、Greg Brownのバンドのベース奏者も務めていた、故Rick Cicaloに捧げられている。