Sean Garveyとか

buppy2008-06-30

Sean Garvey 『California Parable』
Phil Minissale 『Home To Me』
Rancho Deluxe 『True Freedom』
Zeman & Walsh 『The Burbon Sessions』
Clare Means 『White Bamboo』
The Wrights 『In The Summertime』
Aaron Booth 『Back Stories』
Luke Brindley 『Five Songs』
Rachael Davis 『Antebellum Queens』
Sloan Wainwright 『Rediscovery』

さあ、ロック色が減衰傾向と巷で評判の橋下駄の音です(以前、ネットの知り合いの方にお会いした時、そんな事を言われたなぁ)。ジャンルがどうとか、あんまり考えて聴いた事無いんで、よく分からないというのが正直なところですが、確かに陰気な音に傾いていると言われればそうなのか。朝からJeffrey FoucaultとSam Bakerをガンガン聴いて出勤したり、ちょっと精神的にマズイかもしれない…客観的に観て、朝からSam Bakerを聴いて出勤している人がいたら、心配だもの(笑)。さておき、昼夜の寒暖の差にはやられっぱなしで、何か体調はイマイチですけど、ボチボチ復帰です。
巡回先で無性に魅かれた、カリフォルニアのSSW、Sean Garveyのデビュー作。唯一の情報源であるはずの彼のMyspaceにも、ろくすっぽ情報が出ていないのだけど、トップフレンドに馴染みの2人・・・果たして予想は的中した。本作の録音が行われたのは危険なミュージシャンの巣窟とも言うべきイースナッシュヴィル(笑)。プロデュースを担当するのはJoe McMahanとKevin Gordonの両名。3名のギター(McMahanは、オムニコードハモンド・ラップスティールもこなす)、ドラムにCraig Wright、ベースにDave Jacques、スティールとバンジョーでAl Perkins、アコーディオンでJen Gunderman、バックヴォーカルにClaire Smallという編成で、これだけの面子が集まってイマイチな作品が出来たのだとしたら、それはフロントマンの力量だろう(笑)。勿論、本作は期待に応える作品になっている。Kevin Gordonとの共作曲を2曲収録。
何だかんだと言いながら、新作がリリースされる度に手を出し続けているカナダのSSW、Brock ZemanのZeman & Walsh名義の昨年リリース作。Walshは、Fred Eaglesmithのバンド在籍や、Romi Mayesのアルバム参加などの経歴を持つギタリストDan Walsh。アコースティックギターとドブロでのシンプルな編成を軸としつつ、楽曲によってバンジョー・パーカッションなどを投入。Steve Earle声のカナダ人の兄ちゃんで、Townes Van Zandt好きというキャラクターが何だか憎めない。
カリフォルニアを拠点に活動する女性SSW、 Clare Meansのデビュー作。プロデュースを担当するのはMeansとMichael Starr(Circe Linkのアルバムや、Ryan Binghamのアルバムに参加してたな。Alice In Chainsの人とは、同名異人でしょう)、1曲のみDerek Monk(って誰?)。Meansのアコースティックギターに、マルチプレイヤーのStarrとMonkが各種バックアップを加える。Edie Brickellあたりが引き合いに出されているのは、浮遊感やヒンヤリとした突き放したような感触がそうさせるのでしょうか。Jim BiancoのところのドラマーJason Pipkinがドラムで2曲参加。