Heather Waters

buppy2008-04-19

Heather Waters 『Propeller』

金曜の昼に明日は休みと言われても困るよ。今年4月の、Scrappyが全面参加したTodd Sniderのライヴ音源を聴いたり、JDGのライヴ音源聴いたり、Mudcrutchのライヴ音源を聴いてみたり、Chuck Prophetの『Dreaming My Dreams』のカヴァー盤を聴いたり、何か訳の分からないところばかりピックアップしていたような(Waylon Jenningsのオリジナルの方も聴こうと思いつつ、棚を探るのが億劫になって断念)。そんな感じで無為な休日を過ごしていると、海外から物が到着しました。
先月頃に本人のところに予約申込しておいた、Heather Watersの2nd(大体4年ぶりぐらいか)。セルフプロデュースとなった本作、やけにモダンな味わいの曲が増えていて、少々面食らう。各種鍵盤で参加のPeter Bradley Adams、ギター・ベースを担当するMichael Chaves(John Mayerのところで弾いたりしてたか)、あるいは最近共作関係にあるRich McCulleyあたりの音に引っ張られたというところだろうか。前作の影を追いすぎてもつまらないという判断も、多少はあるのかもしれないが。その他バック陣には、前作のプロデュースを担当したSheldon Gomberg、Duane Jarvis(参加曲に関しての詳細なクレジットは特に無いがM7「Wherever You Go」のギターはこの人だろう)、Don Heffington(何故かウォッシュボードで参加)あたりの名前も。
収録曲は本人のオリジナル、前述のMcCulleyとの共作曲の他に、Sean Staplesの「Joy Comes Back」(The Resophonics名義のアルバムに収録されてるみたいなんですが、このバンドのアルバムってFolkwebが潰れてしまったので買えなくなってしまったんで…どこかで扱ってくれる事を期待してます)、Tom Waitsの「Diamond In Your Mind」、Adam Levyの「Jukebox」といったところをカヴァーで取り上げている。カヴァーのセンスは結構キてるね(笑)。