陰気に盛り上がろう

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中抜けで気が緩んだのか、雨でずぶ濡れになったのが拙かったのか、風邪気味で調子がイマイチ上がらず。Norah Jonesを大スクリーンで観に行くという予定は脆くも崩れ去った訳ですよ(笑)。
ニューメキシコのSSW、Nels Andrewsの2nd。ニューヨーク録音となった本作は、プロデューサーをAni Difrancoとの仕事などで知られるベース奏者Todd Sickahooseが担当。その人脈からか、Adam Levy・Ben Perowskyの両名がギター・ドラムで参加(確か、Sickahooseとトリオを組んで演奏したりしていたはず)。また鍵盤やアープシンセサイザーでのSE等で、WilcoのMikael Jorgensenが参加。まあ、日本のWilcoやNorah Jonesのファンは、この辺には興味ないんだろうけど(Adam LevyはNorah Jonesのとこのギタリストだとかい)。バック陣は、ニューヨークのジャズ畑のミュージシャン連中が顔を揃え、ともすれば、一部の聴き手からは前衛的とも言われるかもしれない(まあ、そんな大層な事はしてないけど)。しかし、本作の中心にどっしりと根を下ろすのは、アコースティックギターを弾きながら、ビターな歌い口で綴られるNels Andrewsの歌である事は言うまでもない。そう感じさせるだけの力が、彼の歌には確かに存在する。また、本作では、彼のヒーローであるJon Dee Grahamの「Butterfly Wing」をカヴァーしている事も付記しておきたい(自分にとっては、これだけで買わなければいけないのですよ。ブログ開始当初から変わらないプロフィール写真に誓って:笑)。