昼と夜の間で

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Anne McCue

Messenger 2006-09-19
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オーストラリア出身のSSW、Anne McCueのスタジオ3作目(通算4枚目)。プロデュースは前作に引き続きDusty Wakemanが担当し、録音も彼の根城Mad Dogで。鍵盤も前作同様にCarl Byronが担当している。その辺りを含め、音の方も前作の発展といった感触。
ギターを前面に持ってきた野太い曲と(Lucindaとのデュエット曲「Hellfire Raiser」や、冒頭のJohn Doe参加の「Driving Down Alvaraado」もこのラインですな)、M2「From Bakersfield To Saigon」(個人的には気に入っています、この曲)や、Jim LauderdaleとDoug Pettibone参加のM9「Shivers」に見られるようなとっつき易いメロディを持った曲と、彼女の2面性がバランス良く配置されて、軽すぎず重すぎず均衡を保って耳に届く。